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尿糖や症状が出ない場合

糖尿病になると、尿に糖が出ます。
これを「尿糖(にょうとう)」と呼んでいます。

しかし、糖尿病は尿に糖が出る病気ではなく、血糖値が高い状態が続く病気。
尿糖が出ない場合でも糖尿病と診断されるのです。

ただし、尿糖は糖尿病発見の大きな手がかりになります。
検診では、尿糖が最も出やすい食後2時間頃の尿を調べます。
もし、尿糖が出ている場合は、血糖値が高いと推測できるため、糖尿病の疑いが出てきます。

さらに正確な診断には、血液検査を行います。
腎臓が正常に働いている場合は、血糖値が一定の濃度(閾値)を超えると、尿糖が出ます。
閾値には個人差があるため、高齢者は高い傾向があるので、血糖値が高くても尿糖が出ない場合もあります。
反対に、血糖値が正常でも閾値が低いと、尿糖が出てしまいます。
この場合は、腎性糖尿と呼ばれ、糖尿病ではありません。

中高年に多い「2型糖尿病」は、初期症状がほとんど出ないのが特徴。
自覚症状も無いため、糖尿病と分かった時には、血糖値が通常に2~3倍になっていることも多くなっています。

このように、糖尿病は症状が出ないからといって、安心できる病気ではありません。