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妊娠糖尿病

妊娠中は、インスリン拮抗ホルモン(インスリンの作用を抑えるホルモン)が胎盤で作られます。
そのため、血糖値が上昇しやすくなり、糖尿病を発症したり、進行しやすくなってしまいます。

インスリン拮抗ホルモンは、赤ちゃんの成長や妊娠の継続のために必要ですが、インスリンの作用を抑えてしまうのです。
そのため、妊娠中はそれ対して十分な量のインスリンを膵臓で作り、血糖値が高くならないようにしています。

しかし、インスリンを十分に作れない場合には、血糖値が上昇してしまいます。

妊娠糖尿病の種類

妊娠糖尿病には、以下の2つの種類があります。

■妊娠糖尿病
妊娠をきっかけに発症した糖尿病。
または、妊娠前から発症していても、妊娠をきっかけに初めて発見された糖尿病。

妊娠初期に高血糖が発見された場合は、妊娠前から高血糖があったと推測されます。
この場合は、合併症の悪化を防ぐため、網膜症や腎症などの合併症の検査を受ける必要があります。

また、妊娠糖尿病の診断(75g経口ブドウ糖負荷試験)には、以下の基準があります。

・血糖値が負荷前、100mg/dl以上
・負荷後1時間、180mg/dl以上
・負荷後2時間、150mg/dl以上

このうち、2つ以上を満たすと、妊娠糖尿病と診断されます。

■糖尿病合併妊娠
妊娠する前から糖尿病と診断されていた場合は、糖尿病合併妊娠に分類されます。